いいなりドール(微エロ編 期間限定ver) 56|まとめ妻 無料で熟女動画を見られるサイトのまとめ

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「ぐあああ!」
 母は怪鳥のような声を上げました。怪鳥の声なんて聞いたことないけど。
 兄が跳ね上がり、やっと息がつけるようになって、慌てて頭の向こうにある銃のベルトを掴みました。
 ロケット砲は不発?
 だけど、それはユキコに命中したか、掠ったかして、とにかくユキコを草原にひっくり返したのです。
 形勢逆転。
「あばよ」
 兄は無慈悲に倒れた母に銃弾を撃ち込みました。
 源蔵を殺した私。ユキコを殺した兄。
「これで、なんとか生き延びたね」
 兄の手につかまって起き上がりました。銃、重い。
 小向兄弟がやってきました。どちらも服が血だらけで、撃たれているようです。
「やったのか?」
「ああ」
 健介は母の死体に唾を吐きました。
 いやなやつです。助けてくれたのだとしても。
「健介、おまえ、連中を敵に回すことになるぞ」
「それがみなさんの望みなんでしょ。ぼくに暗号通貨で稼ぐ方法を教えた。中国の会社との連絡方法を教えた。会社を作ってどうのこうのって、ぜんぶ、みなさんが考えてやったんでしょ」
 小向たちはニヤニヤしています。
「医者、行きてえ。話はあとにしよう」
「ぼくのクルマ、動きますから」
 私たちはトラックの前に止まっている、古ぼけた乗用車に乗り込みました。四人乗りなのでしょうが、ギッチギチです。それに四人乗ると、なんとなくクルマが沈み込んだような気もしました。
「どこで、こんなオンボロ、手に入れた?」
「しょうがないでしょう。中古車屋ですぐ乗れる車で予算内がこれしかなかったんだから」
「レンタカーは断られた?」
「まあ、そうですね。やつらがくれた身分証とクレジットカードがクソだったんですよ」
「信じて貰えなかったんだな」
 バックして、パオとは違う向きにクルマを進めようとしたときでした。
 バキバキと音がして、ガラスが飛び散り、私の隣にいた小向悟の顔が吹っ飛びました。
「きゃああああ」
 助手席の小向諭も。
「くそっ、死んでねえのかよ!」
 健介は頭を低くして、アクセルを踏んだのですが、銃弾はさらにクルマに浴びせられて、ガクンと車体が低くなると道路を削る金属音が響き、そして止まりました。
「あの、くそバカ女!」
 健介は銃を持って飛び出しました。
 私はなんだか力が抜けてしまって、もたれかかってくるサトルの体の下にいました。彼からゆっくりと体温がなくなっていくような気がしました。
 外では、トストス、タタタタと相変わらず乾いた銃声が響いています。そして空はお怒りになったのか、ドドーンと雷を近くに落としました。
 サトルの抜け殻を直視してしまいました。顔がなくて、血と肉とチリチリの髪の毛の塊。
 ザーッと雨が降ってきて、割れた窓から激しく冷たい水滴が入り込んできました。
「濡れちゃう」
 サトルが、サトシが濡れちゃう。
 私はバカみたいに、隣のサトルを引きずって、少しでも濡れないようにしてあげながら、クルマから降りました。そして開いたままの運転席に頭を突っ込んで、サトシの頭をハンドルの下にくるようにしてあげました。
 そんなことをする必要はないのです。彼らの笑顔はもう見ることができません。サトシも顔はありませんでした。
 双子で生まれて、同じときに死ぬなんて。頭を吹っ飛ばされて。
 なんだか、無性に腹が立ち、わめき散らしたい気がしました。
 銃を手にしました。弾はあるのかないのかわかりません。いまだ、誰も助けに来てくれません。
 サトルの持っていたロケット砲。わざと炸裂しないようにしていたのでしょうか。たまたまの不発でしょうか。もう一発を彼は身につけているはず。三百五十ミリの缶ぐらいの大きさをしたそれをズボンのサイドのポケットから探し出し、装填しました。これでいいのかわかりませんが、シンプルな構造なので、ほかにやりようがありません。コンドームより簡単。
 雨と風が強く、目を開けられないほどです。
 健介はどうしたのでしょう。そして母は。いえ、雪子は。
 デーモンは守護神。双子たちは私の守護神だったのです。
 いまは自分で自分を守るしかない。
 動かせるクルマはないし、歩いて逃げるのは、とても危険。
 だからといって、いま不死身みたいなユキコと戦うのも危険。
 雨が降っている間に、遠ざかることしか考えませんでした。
 びしょ濡れになりながら、来た道を戻っていくのです。いま頼れるのはあのパオしかないから。
 もし橋妻光陽や能未堂が、健介の言うような存在なら、そこは私が頼ってもいい場所のはず。
 遠くでパッと激しい光。
 雷ではありません。照明弾のようなものでしょうか。それはユキコの合図なのでしょうか。
 ユキコは健介を倒したのでしょうか。
「ああっ、もう!」
 私は戻るのをやめました。
 ユキコがそこにいるなら、倒す。健介がいるのなら、話を聞く。
 このままパオに戻っても、どうせユキコがまた知らない連中を連れてやってくるに違いありません。私も顔を吹っ飛ばされて死体になるでしょう。
 あの照明弾はその合図かも。
 殺してやる。
「ハハハハ」
 ユキコが笑っています。
「バカ娘。戻って来るのか。いい度胸だね。おまえに味方するやつはもういないんだよ。このあたりには誰も近づかない。私とおまえだけだ」
 健介が言っていたことは本当なのでしょうか。ユキコは私の母ではない? そんなはずはないのに。
「お母さん!」
 試しに怒鳴ってみました。
「もうちょっと近くに来い!」



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