3年くらい前。正直、精神的にキツかった。当時、俺は30結婚2年。嫁も30、嫁は妊娠初期ぐらいだったかな。一人目の子供を授かったばかりだ。嫁に出会ったのは、26の時。取引先の事務員だった!よくありがちなパターンだな。ただ、見かけて、声を掛けるまで半年、メールやら食事に誘えたのがまた半年。1年かけて付き合えて、その後1年半付き合って結婚。なかなか、食事に誘えなかったのは、同じ事務員のお節介オバチャンが、俺が気になってるのに気付きやがって、「あの子、彼氏に振られたばっかりだからね!」なんて言いやがったから、余計詮索して声を掛けれなかった。馴れ初めの話が長くなった……。本題に入ろう。話した内容はハッキリ覚えてないから、なんとなく書く。そして、俺がこれを話すのは誰にも言えず、いまだにやりきれないからだ。嫁が妊娠初期の時、たまたま有給消化で平日の昼間から嫁とダラダラとテレビを見てた。14時ぐらいに家のチャイムが鳴り、俺が出たら見知らぬ50代位のスーツ着たオッサンが立っていた。「Y子さんのお宅ですか?」Y嫁ね。「そうですけど、どちら様?」「旦那さんですか?私〇〇〇警察の刑事のSと言います。Yさんはご在宅ですか?」 |