新版 共用淫虐妻・千春(期間限定Ver)  77 拷問遊戯

前回はこちらへ 夏美に手を出せば、長谷川はその男を全力で叩き潰す……。自分で考えたセリフだが、私がもし夏美に手を出せば、おそらくそれは現実になる。 まだ遊び尽くしていない自分のオモチャは、誰にも触れさせたくないのだろう。 この娘の発する魔力はすさまじい。 三人の若者たちは、千春の口、性器、肛門をつぎつぎと蹂躙している。 拘束も、特別な痛みもなく、千春は必死で三人を相手にしている。 白い肌。鮮やかな傷がいくつも残っている肌。崩れているようでいて、妖艶な香りを発散する牝。 それが男たちを手玉に取るように、つぎつぎと快楽に引きずり込んでいく。 長谷川が見込んだだけのことはある。千春はホンモノだった。生まれながらの娼婦。妖婦といってもいいだろう。もし被虐性がこれほどまでに強くなければ、長谷川を支配して女王として君臨していたかもしれない。 夏美にもその要素があるのだ。 食い入るように姉が男たちに犯されていく姿を見つめている。唇が、なにかを吸うように動く。それ以外、まったく感情を動かされていないように見える。 ホンモノの妖婦は夏美かもしれない。千春にないものを夏美は備えている。空恐ろしいほどのものを。 私の気持ちは萎えていた。夏美はあまりにも強すぎる。力のない者は焼き殺されてしまうだろう。「ああっ」 珍しく千春が感じている。 夢中になることで、すべてを忘れたいと思っているのかもしれない。もしくは、淫らなところを夏美に見せつけることで、妹の考えを改めさせようとしているのだろうか。 後者ならおもしろい。 千春は夏美の実像を直視できていない。彼女の中に描かれた純粋無垢な妹のイメージのままなのだ。 汚れきった千春にとって、その幻想は唯一の希望かもしれない。 もっとも、夏美からすれば、押しつけられたイメージだろう。 千春のその無駄な努力は、千春を責める道具にこそなれ、夏美にとってはお笑いぐさにすぎない。「ああぅぅぅ、感じるぅぅ」 千春はさっきの住人が見ていたアダルトビデオの女優を真似しているようだ。 大げさなセリフ。そして微笑み。 その演技が若い男たちをさらに喜ばせている。「まだ時間、あるよね」「ありますよ」 私たちのことも気にならないのか、男たちは場所を変えて、再び千春を責めはじめた。「いいわぁ、千春を犯して。みなさんの精液を、いっぱい飲ませてください」「ああ、たっぷり出してやるぜ」 思わずあくびが漏れそうになるが、それを押し殺した。千春は必死になって男たちが夏美を性的な対象としないように、大げさに自身が性的な対象になりきっているのだろう。 夏美の手が、私の腿にのった。強くそこを掴んでいる。 見ると、夏美はうっとりとした表情で、姉と一体化していた。感じているのだ。女として。 この誘惑を払いのけるのは、ちょっと大変だ、と私は思う。しかし、払いのけなければならない。 共用物として予約を受けて二時間、マンションの住人に貸し出される。それがいまの千春のすべてだった。 私は、管理人の大森、理事の内川と、十二階の部屋にいる千春を訪ねていた。 松田は休みをとっている。学校もあるし、撮影したデータの処理や千春の貸し出しについてのサイトの構築など、徹夜が続いていたこともある。 長谷川は以前より元気そうだ。「夏美さんは?」「寝坊しているんですよ。もうすぐ起きてくるでしょう」 千春は全裸で出迎え、甲斐甲斐しく長谷川の支度を手伝っていた。妻らしいことをしようとするのである。 泣きはらしたような目。そしてうっすらと見える隈。薄い化粧でごまかしている。「今日の予定を教えてくれませんか」 タブレットを長谷川に渡した。千春の管理に必要なデータが入っている。「午前は二件、午後は五件。合計十四時間ですか。今日もハードですね」「こっちがまいっちゃいますよ」と大したこともしていない内川理事。「千春は楽しんでいるんでしょうね」「もちろんです。夕べも三人の若者たちに……」 私は簡潔に報告をした。もちろん、夏美が私の腿に手を置いていたことには触れない。 朝食の片付けをしている千春が、ポッと赤くなっている。あれだけのことをして、まだ恥じらいがあるというのか。 あれは演技だけではなく、本当に楽しんでいたのではないか。「夏美さんの予定は?」「会社に来る予定です。そちらに同行させたほうがいいでしょうか?」「そうですねえ」 すると千春がやってきて、床に正座して頭を深々と下げた。「どうか、夏美の同行だけはお許しください。あの子の前で、これ以上は……」 すると、長谷川が足を千春の顔の下にねじこんだ。靴下をはいた足で千春の顔を持ち上げる。「なにを言ってるんだ。夏美はおまえとは違うんだよ。夏美が見たいといえば見せるんだ。同行したいといえば同行させるんだ。共用物のおまえに、選ぶ権利はない」「ですが……」「うるさい」 長谷川は千春の顔を蹴った。 不様に仰向けに倒れる。犯され続けている女性器が、パックリと剥き出しになる。 共用物とされてからわずかな間に、その部分は淫らに変化していた。すでに開いていた花びらが、散り際にさらにあでやかに開くように。「みなさんも、千春が身の程知らずの生意気を言ったら、ビシビシ躾けてやってください。手加減は無用でお願いします」 長谷川はそう言って出勤していった。 見たところ、ますます会社は忙しくなっているようだ。ないもかも順調らしい。千春をいたぶればいたぶるほど長谷川は燃えて、仕事もうまく行くのかもしれない。 だとすれば、立派な内助の功ではないか。 夏美が起きてきた。いかにも不機嫌そうだ。「長谷川さんは?」★共用淫虐妻・千春★DLSiteのみで販売しています。小説『十二階』一部、二部を改題・改稿した作品です。十二階に住む達也に頼まれ、千春の調教を引き受ける。彼女の奥底にある危ういまでの被虐性を知り、厳しい調教を行う。さらに達也の提案でマンション全体の「共用」として千春を住人に貸し出す。特殊なペットとして改造にも踏み出す。語り手の調教役を男性にし、一部の表現を変更。ストーリーは小説『十二階』一部、二部と同じです。★小説『十二階』第一部★DMM.R18でのみ販売中。とあるマンションで人妻を徹底調教する。千春は夫の決断で同じマンションに住む敏恵に調教を委託することになった。激しくも甘美な調教で、昼夜を問わず若妻は被虐にどっぷりと染まる。★小説『十二階』第二部★DMM.R18でのみ販売中。調教はマンションぐるみとなり、千春には衣服もプライバシーもなくなってしまう。住人に貸し出される人妻は、さらに苛烈な運命が待っていた。今日のSMシーン変態公衆便所 タンツボ肉便器女 黒木いくみ黒木いくみ300円~