新版 共用淫虐妻・千春(期間限定Ver)  74 炎が音を立てる

前回はこちらへ その女は夏美が大根を引き抜いたあと、パックリと開いた膣に指を三本入れて、熟れた粘膜を確かめる。「感じてたんでしょうね」 吐き捨てるように言い放った。「またのご利用を」 外に出て、階段を上がりながら、松田が小さな声で言う。「さっきの人、千春のこと、彼氏を奪った女に似てるんだって言ってましたよ」 同性に残酷になれる理由の一つだろう。 痛む肉体をかばうように、がに股になって、そっと階段を上がってく千春の後ろ姿。 外の空気は二月の夜だけに冷たい。あれだけ上気していた女体もいまは寒さに震えている。「よーく、体を冷やしておけ。次は熱い熱いロウソクだ」「すみません、杉村様。夏美様にはご遠慮いただけないでしょうか?」「それは夏美ちゃんが自分で決めることだ。どうしますか?」 夏美には、千春とはまったく違う態度をとる。できるだけ差をつけるように心がけていた。「もっと見たいな」「でも……」「黙れ」 夏美をけしかけると、彼女はうれしそうに手にしていたシャフトをふりあげて、千春の尻を打った。「いっ」 言葉を飲み込んで耐える。 恐怖の目で、妹を見る。千春が信じていた妹とは違うかもしれない、と恐れている。そして恐らく、離れて暮らしている間に妹に変化があったとすれば、それも千春自身のせいなのではないか。夏美はいったい、なにを知ったのか……。「こっちですよ」 松田が急がせる。 定年退職後の夫妻。彼らのイメージとしては、ロウソクなのだという。「いやあ、ホームセンターに行って、いろいろ買ってきてみたんだよ」 自慢げに、大小、さまざまなロウソクを見せる。SMプレイ用ではなく、仏壇を飾る実用的なもの。「二時間で足りるかしら」 お金に余裕のある夫人が、上品に笑う。「大丈夫でしょう。次の方との関係もあって、ギリギリまで責めることができますよ」「あら、まあ、そうなの?」 経験からロウソクの溶け方をよく知っている。五百号の極太のロウソクなら、一週間ほども連続で灯っている。あくまでも通常の使用では、だ。 バーナーを用意しているので、蝋の溶け方はコントロールできる。「人間燭台での食事というリクエストでしたね」「ええ」「じゃ、さっそく取りかかります。どうぞ、食卓のご用意に取りかかってください」 リビングに小型の丸いテーブルが置かれ、白い厚めのクロスがふわりとかけられる。 オードブルやワインを楽しそうに並べている夫妻。 千春を立ったまま縛り上げる。単に縛るのではない。ロウソクを立てやすくするために縄をかけていくのである。 拘束の必要はない。自ら逃げずに立ち続けるはずだ。 床にシートを敷き、そこに足を拡げて立たせる。 手は脇に縛る。乳房に縄をかけて上で引き上げ、下から持ち上げる。 揚げ物などで使われる、細いが長さは六センチほどもある竹串。それを、股間の割れ目を左右に押し拡げるように横に入れていく。 性器を拡げるように、竹串が並ぶ。両端は柔らかな肉に食い込んでいる。そのうち刺さっていくのかもしれない。 その串にS字型の金具をつけ、ロウソクを立てていく。三本のロウソクが並んだ。「楽しみだろ。おまえの汚い汁で消してみるか?」 口をあけさせ、金具を咥えさせる。それは八本のロウソクを垂直に立てることができる。軽業で使うような器具で、咥える部分は太く丸みを帯びてスポンジを巻いた上からビニールテープで補強され、しっかり歯が食い込むようになっていた。左右にのびた細い台にはロウソクを立てられるように尖った釘が出ている。 そこに手頃なロウソクを立ててやる。 二の腕の縄と肌の間にロウソクを差し込む。 脇で折り畳んだ腕を固定し、拳が乳房の横にある。そこに太いロウソクを持たせる。「なにがあっても離すんじゃないぞ」 乳房の縄にも細いロウソクを、張りだした柔らかな肉を囲むように差し込んでいく。 尻の穴には、いわゆるアナルフックを入れて、その末端の穴にS字金具をぶらさげてロウソクを立てた。 太ももにも縄に沿ってロウソクをはさむ。 最後に足の指の間に四本ずつ立てる。「用意はいいですか?」 夫人が言う。「どうぞ」 私は脇にどいた。 老夫婦がロウソクに火をつけていく。炎が音を立てる。 すべてのロウソクに火がつくと、夫人の合図で松田が部屋の灯りを消した。 部屋は暖かい光に包まれていた。ロウソクの明かりが、千春の肌に反射して揺れている。 オレンジ色に輝く等身大の燭台だ。「いいわね。節電にもなるし」「人肌の灯りだな。温もりを感じるよ」 夫妻はワインで乾杯をする。 部屋のすみから、燃えていく千春を見ていた。 溶けた蝋涙が、ポタポタと肌を焼いていく。 股間に下がる四本のロウソクは、炎を高くあげて、秘部と肛門を炙る。股間に下がるロウソクも炎と蝋で千春を焦がす。 夫妻は一時間以上かけて、名店から取り寄せたオードブル、メインディッシュ、デザートまでゆっくり楽しんだ。★共用淫虐妻・千春★DLSiteのみで販売しています。小説『十二階』一部、二部を改題・改稿した作品です。十二階に住む達也に頼まれ、千春の調教を引き受ける。彼女の奥底にある危ういまでの被虐性を知り、厳しい調教を行う。さらに達也の提案でマンション全体の「共用」として千春を住人に貸し出す。特殊なペットとして改造にも踏み出す。語り手の調教役を男性にし、一部の表現を変更。ストーリーは小説『十二階』一部、二部と同じです。★小説『十二階』第一部★DMM.R18でのみ販売中。とあるマンションで人妻を徹底調教する。千春は夫の決断で同じマンションに住む敏恵に調教を委託することになった。激しくも甘美な調教で、昼夜を問わず若妻は被虐にどっぷりと染まる。★小説『十二階』第二部★DMM.R18でのみ販売中。調教はマンションぐるみとなり、千春には衣服もプライバシーもなくなってしまう。住人に貸し出される人妻は、さらに苛烈な運命が待っていた。今日のSMシーンいいなりドM調教 玩具にされた美尻女子校生 早川沙梨早川沙梨500円~