生理2日目のタンポンはずっしりと重く、大量の経血を吸い込んで使用前の倍ぐらいに膨れ上がり、紐を引いてもなかなか抜けません。ギュッと力を入れて引っ張ると、便器の中に赤黒い血を飛び散らせながらようやくズルッと出てきます。それをトイレットペーパーでつかみ、さらに何重にもクルクルと巻いて、トイレの隅のサニタリーボックスに入れるのです。そのあと新しいタンポンを膣内に挿入して、念入りにビデで局部を洗います。いえ、本当は私、ビデよりお尻洗浄のほうが好き。水流が強いんですもの。とくに生理中はしっかりと洗わなければ……。だから私はスイッチを〈おしり〉に合わせて勢いよく水を出し、時間をかけてデリケートゾーンを洗い流すのです。女性ならわかると思いますが、洗浄機付トイレは困りもの。ぬるま湯が当たると感じてしまうから。とくにあの……いちばん敏感な部分がシュワシュワ流されると、便器に座ったまま突然オーガズムに達してしまうのです。誰も居ない昼間、ときどき私はパンティを脱いで脚を大きく開き、恥ずかしい行為に耽ります。生理中は水を流してから立ち上がり、周囲に血が付いていないか確かめ、最後に爪ブラシを使って手を綺麗にします。そうしないと、粘り気のある経血が爪の間にもこびり付いてしまうのです。 |