前回はこちらへ どうして麻紀はぼくにアナルセックスを求めたのか、わからなくなった。「そうじゃないでしょ」と麻紀は低い声で言う。フォークをふりかざす。「あ、はい」 人妻は立ち上がり、イスに片足をかけ、自ら秘部を広げる。毛は薄い。内側のビラビラをつまむと、左右に引き伸ばしていく。それは驚くほど引き伸ばされ、楽に太腿の付け根まで広がった。 まるで陰部が裏返ってしまったように、股間は粘膜だけになる。クリトリスは皮から飛び出し、その下のセピアの襞から尿道口へ。さらにぱっくりと口を開けた膣口までさらけ出された。「メスブタの淫乱まんこをご覧ください」 語尾が微かに震えるが、それは早くも感じてきているからだ。「まあ、いやらしいわね」と麻紀。「これまで、何人ぐらい経験してるの?」「数え切れないです」 意外だった。「今月に入ってからだけでも教えてよ」「月初に生理がありまして、さすがに2日ほど休みましたが……」「そのときはお尻でやったんでしょ」「あ、はい、アナルでしていただきました」「それも入れて何人?」「ノルマは週7人です。わたしは淫乱なので、それだけでは満足できなくて、今月は2週間とちょっとで18人の男性にしていただきました」 そう言いながら、淫汁をたらりと垂れ流す。 陰部は細心の注意を払って手入れしているらしく、美しいピンク色だが、ビラビラは濃いセピア色だ。「お尻も見せて」「はい」 人妻は黙ってお尻を向け、背を深く向こうに倒すと突き出すようにして尻穴を向けた。 アナルから陰部へ。くすんだように皮膚は変色している。加齢と頻度の高いセックスによるものだろう。 不満そうにやや突き出たアナルに、自ら指先を舐めて入れると、ぐいぐいとこじ開けるようにする。そして、両手の人差し指を入れて、ぐいっと左右に開いて見せた。「淫らな人妻の腸内までご覧ください」 キッチンからの灯りが白くその中へ差し込んでいる。粘膜は赤黒く、彼女の呼吸に伴ってうねる。「これでね、ウリやってるわけじゃないの。ソープでもない。バカみたいでしょ。一銭にもならないの。淫乱だからしょうがないの」と麻紀。「旦那さんは大変だな」とぼくはボソッと口にした。「はい。主人には迷惑のかけ通しです。わたしが肉奴隷として生きることを決めたときに、子供も諦めてもらいましたし、このような淫らな生活になることも許していただきました。いまわたしがこうして恥ずかしい人生を送れるのも、優しい主人のおかげです」 亭主公認なのか、とぼくは驚いた。「そうなのよ。わたし、ご主人に相談されたんだもん」 麻紀はケロッとしている。「簡単じゃないわよ、シロウトの人妻が週に7人とやるって。だから、手伝ってあげてるわけよ」 それで麻紀はなにかしらのメリットがあるのだろう。この人妻の肉体をオモチャにする以外にも。 人妻は悲しげな目をして、麻紀の命令に従って、食卓からフォークを取ると、その柄の部分をアヌスに入れていった。「これも」 ナイフの柄も入れた。「かき回してみてよ」「ああっ」 身をよじりながら、自らの手で2本の銀色のカトラリーを動かす。それは驚くほど柔軟に、幅広く円を描き、やがてその大半が見えなくなっていく。フォークとナイフの先端だけが飛び出している。 手を使わずに今度はそれを抜き出すのだが、どちらもベタベタになっていた。 汚れたそれを彼女は舐めてきれいにした。「ね、すごい変態でしょ」 麻紀は笑う。「痛いのも好きなのよね?」「はい」「ちょっとこっちに来て」 麻紀は自分の横に彼女を呼び寄せた。「ここにオッパイをのせて」 テーブルに2つの肉塊を並べる。 彼女はぼくを見つめている。すでに涙ぐんでいるのだが、口元は微笑のように歪んでいる。 麻紀は肉を食べていたフォークを、その白い乳房に押し当てる。「ううっ」 微笑みは苦悶に変わる。 だが、彼女にはその方が似合う。哀れな人妻。 よく見れば、白い肌もあちらこちらに傷や痣があり、乳房も例外ではなかった。プツッと盛り上がった部分は、きっとなにかを突き刺した跡なのではないか。「ハードマゾっていうのかな。けっこうすごいことも平気でやっちゃうのよ、こいつ」 ひしゃげていく乳房。それでもフォークの先端は鈍いので、皮膚を突き通すことはない。 唇を噛みしめて痛みを味わっている人妻は、この世のものとは思えぬ美しさを見せている。玄関でも、先ほどの秘部のご開帳でも、ぼくは彼女を感じることはなかったし、その肌から立ちのぼる被虐の香りに惑わされることもなかった。 欲望はいまも高まってはいない。小説(官能小説) ブログランキングへ★共用淫虐妻・千春★DLSiteのみで販売しています。小説『十二階』一部、二部を改題・改稿した作品です。十二階に住む達也に頼まれ、千春の調教を引き受ける。彼女の奥底にある危ういまでの被虐性を知り、厳しい調教を行う。さらに達也の提案でマンション全体の「共用」として千春を住人に貸し出す。特殊なペットとして改造にも踏み出す。語り手の調教役を男性にし、一部の表現を変更。ストーリーは小説『十二階』一部、二部と同じです。★小説『十二階』第一部★DMM.R18でのみ販売中。とあるマンションで人妻を徹底調教する。千春は夫の決断で同じマンションに住む敏恵に調教を委託することになった。激しくも甘美な調教で、昼夜を問わず若妻は被虐にどっぷりと染まる。★小説『十二階』第二部★DMM.R18でのみ販売中。調教はマンションぐるみとなり、千春には衣服もプライバシーもなくなってしまう。住人に貸し出される人妻は、さらに苛烈な運命が待っていた。今日のSMシーン紗倉まな×戸田真琴 Wキャスト 拘束×巨根 激ピストンイカセ地獄 |